18世紀半ばにイギリスから発生した産業革命は資本家と労働階級を生みました。その後、世界地図は急速に狭くなり、遠い国々の様々な価値観がぶつかってきました。そして、21世紀の到来と同時にネットワーク・情報革命が起き、時代・空間を越えたコミュニケーションが可能になりました。今では私たちは、数千キロ先のウルムチの友人達の日記を毎日見ることが出来、欲しい靴は世界中から新品・中古品を含め探し出せます。現在、私たちは国境を全く感じさせない空間を色々なところで実感できます。
しかしながら、目の前にいるかのように語る友人のバックグランドは、我々の想像を超える程異なるものでしょう。今や各国の経済・産業の成長を慮るには、自国はもとより隣国、関係諸国の民族性、文化、歴史への理解抜きには語れないと思います。各国の先人たちの持っていた志や、価値観をいろいろな角度で理解し、且つ我々の世代が持つ新しい価値観を融合していくことが、今を生きる世代の使命です。
我々アジアの人々は、多様で個性の強い文化を持っていたがゆえに、欧米に比べて経済活動というフィールドでは意思疎通を図ることに時間を要しました。しかし、その多様性が今では個々の強力なエネルギーとなっているのではないでしょうか。特に、近年の中国はその多様性の坩堝となり、人類史上経験したことの無い巨大市場を生み出しました。街中ではソフト、ハード面であらゆる国のあらゆる物が溢れています。
我々イーセラ・アンド・カンパニーは、様々な市場に対し、情報技術を新たな価値を繋げる手段として位置づけ、電子デバイスなどのハード、ソフト技術、ネットサービス、人材を組合せ多様なニーズに適応していきたいと思います。特に無形資産であるソフトウエア、サービス、知的財産に対価を支払う点で、それぞれ異なる価値観を持つ人々に対して、どのようなサービス・製品の組合せが価値として認識してもらえるかを熟考して参ります。
会社もメンバーも若く、巨大市場に立ち向かうには足が竦む瞬間もありますが、誰が当社にとっての顧客なのか、一つ一つの大切なニーズをしっかり捉え、この大きな時代の波の中で成長していきたいと思います。そして、どんな厳しい局面もチャレンジスピリットを持って進み続けたいと考えております。
今後とも何卒ご支援、ご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。
総合商社において香港・中国・東南アジアにおける樹脂・設備関連事業の開発、現地市場調査、日系顧客や中国圏のローカルディーラーへのマーケティング、輸出入ビジネスに従事する。
その後、大手コンサルティングファームにおいて経営戦略、組織設計、諸領域の業務改革のプロジェクト マネージャーとしてコンサルティング経験を積む。
複数事業会社の経営戦略部長、取締役等を経て、2006年11月より現職。
早稲田大学卒。

